半ば強制的に買わなくてはいけない交通定期券

ドイツ渡航記

ドイツでは地域ごとに大学と交通機関が提携して『学生定期券』を発行しており、

この定期券では『普通電車』『路面電車』『地下鉄』『バス』などの交通機関を利用することができる。

日本は『JR』『京急』『メトロ』などの使用する会社と距離で金額が変わるが、ドイツの定期は金額が一律で決まっており、エリア内であればどこでもどの交通機関を利用することができる。

そしてドイツの定期券には『ベーシックチケット』と『アディショナルチケット』の2種類がある。

これらは利用できるエリアは変わらないが時間と金額が異なる。

『ベーシックチケット』平日の19:00〜6:00と土日祝日の全ての時間(65ユーロ)

『アディショナルチケット』平日6:00〜19:00(220ユーロ)

このように2つのチケットを合わせていつでも交通機関を利用することができるのだ。

ベーシックチケットは学期ごとに学生サービス料と合わせて全員が支払わなくてはいけない。

そしてアディショナルチケットは、必要であれば買ってください、というスタンスである。

だが使用できる時間が時間なだけにほとんどの学生はこのアディショナルチケットを購入しなくてはいけないだろう。

学校の近くの寮に住む学生が羨ましい。

私も寮には申請を出したのだが、修士課程の学生は受け入れられないと断られてしまった。

別に追加でチケットを買うのが嫌だというわけではないのだが、「そんな分け方するんだ…」と感じた。

すでに私はこの2つのチケットを入手したので、必要以上に交通機関を利用していこうと思う。

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