海外留学 宿泊先の種類と費用の比較【比較マップあり】

留学情報
留太郎
留太郎

2年間海外の大学院へ留学するんだけど、どこにに暮らせばいいんだろう?
宿泊先が決まらないと役所の手続きや航空券の予約ができないから早く決めないと…

学美
学美

生活スタイルと費用によって宿泊先は多く異なるわ!

どの宿泊先のタイプが自分にとってベストなのか確認していきましょう。

海外旅行であればホテルやAirbnbなどに滞在することになると思いますが、中期〜長期中留学の場合は費用面等の理由からこれらの宿先はあまり現実的ではありません。
この記事では多くの留学生が選択するつの宿泊先と部屋のタイプについて紹介していきます。

筆者
筆者

この記事を書いている私は、会社を辞めて自身の留学に挑戦し、ドイツの大学をはじめ複数のヨーロッパの大学から大学院進学の合格をいただきました。
現在は海外大学院進学のために必要な書類や面接に関して情報を発信しています。
海外の大学進学を検討している人のために、私がこれまでに築いたノウハウが役に立てばと思っています。

学生寮

学生の多くは学生寮を利用することになると思いますが、中には学生以外も利用できる寮があります。

ベッドや簡易キッチン等の設備が備わっているため、入居後すぐに生活を開始することができます。

学校の運営する学生寮

大きな大学は学校の敷地内に寮を併設していることがあります。

利用できるのはその大学に通う学生のみですが、家賃が安い、生活のサポートが手厚い、学生間の交流が活発である、キャンパスが近い、といった利点があります。

部屋のタイプはシングルアパートとシングルシェア大半を占めます。個人の生活スタイルに合わせて選択することができます。

学校によっては修士課程の学生は寮に入れないといったルールもあるので、学校のHPから寮の情報を集める必要があります。

学校外部組織が運営する学生寮

大学が寮を持っていなくても、多くの場合近隣の団体が寮を運営しています。

大学所有の寮は定員の関係で入れない、設備等に不満があるという方は外部組織の運営する学生寮を選択すのも1つの選択肢です。

大学の寮と比べて家賃は高い傾向にありますが、民間のアパートよりは安く借りることができます。
部屋の広さや設備は自分の希望に近づけることができます。

留学生のために英語での案内やサポートを用意しているところもあります。

民間のアパート

日本で物件を探すのと同様に、民間の不動産を通して宿泊先を探すことが可能です。

しかし、日本にいながら宿泊先を探すとなると、事前の内覧や大家さん(landload)との対面での面接を行うことができません。
また、本人もしくは両親の収入証明書や保険加入証明書等を提出しなくてはいけない場合もあり、留学生にとってはかなりハードルが高いです。

現地の人を含む一般的な人を対象としている不動産会社ではなく、学生向けの部屋を専門に扱っている会社にコンタクトを取るほうが宿泊先が見つかる可能性は上がります。

ホームステイ

留学先の家庭の一員として生活ホームステイは、朝食と夕食を提供してくれる、すでに家具が揃っている、現地の生活を深く実感することができる、その国の言語を話す機会が多い、などメリットがたくさんあります。

しかし、ホストファミリーとうまくいかない、家のルールに縛られるのが窮屈、といった話も多く聞きます。

また、語学留学であればホームステイを選択できる可能性が高いのですが、地域によってはその他の留学タイプではホームステイ先を見つけられないこともあります。

部屋タイプはシングルシェア(フラットシェア)になるため、勉強や睡眠時はプライベートな空間を確保することができます。

部屋タイプ

【シングルアパート】
寝具、デスク、風呂、トイレ、キッチンなどの生活に必要な設備を個人で使うことができます。
プライベートな空間を確保することができるため、リラックスして生活することができるのですが、他の宿泊タイプと比較して費用が高い傾向にあります。
部屋の大きさは大体15㎡〜25㎡くらいです。

【グループアパート】
上記シングルアパートの設備(追加の寝具&デスクとなど)を複数人で使用することになります。知らない人と生活するとプライベートな空間がないため、知り合いと利用することになるかと思います。
簡単に言うと大部屋で生活するようなイメージです。

【シングルシェア】=フラットシェア
ベッドや机などはプライベートな空間を確保できる一方、風呂、トイレ、キッチンなどの設備は数人で共有することになります。
場所によってはプライベートな個室に風呂とトイレは設置されており、キッチンのみシェアするところもあります。

費用比較

地域や部屋のグレードによって金額は異なるため、私の滞在しているドイツでの学生向け宿泊施設のざっくりとしたとした金額を記載いたします。

(表記:円/月)

シングルアパートグループアパートシングルシェア
学校の運営する学生寮48,00041,00044,000
外部組織が運営する学生寮54,00043,00050,000
民間のアパート62,00054,00058,000
ホームステイ80,000

まとめ

最後まで当記事を読んでいただきありがとうございます。
下記3点が今回のまとめになります。

学生の基本的な宿泊施設は学生寮、もしくは学生向けの不動産でアパートを探すことになる。

・宿泊先探しは長期戦になることを覚悟しておき、留学先が確定したらすぐに部屋を探し始める。

・定員オーバーや送ったメールの返信がない、などは普通のことなので『数打てば当たる』の気持ちで宿泊先は探す。

みなさんの海外大学院への挑戦を応援しています。
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