海外留学 保険の必要性と4種類の保険タイプの比較

留学情報
留太郎
留太郎

海外留学のために保険に入ろうと思うんだけど、どの保険に入ればいいかわかんないよ…

学美
学美

留学先によっては保険の種類を指定している場合もあるわよ。
まずは自分で保険を選べるのかどうかを確認しなくちゃね!

多くの留学生が『留学保険』に関する悩みを抱えています。
この記事では、そもそも留学保険はどんな種類があるのか、を説明していきます。
まずは下記の4種類の保険タイプについて情報を集めましょう。
どこの保険会社がおすすめという内容に関しては一切記載されていません。

留学保険の必要性

「留学保険ってそもそも必要なの?」と感じる方もいるではないでしょうか。
決して安くない金額を払う価値があるのかどうか考えてしまう気持ちは十分に理解できますが、長期留学を検討している人は加入するべきです。
なぜかというと、怪我や病気にかかった場合多額の費用を払わなくてはいけないことに加え、長期留学ではシングルアパートやシェアハウス、ホームステイでの暮らしをすることになると思いますので、物損や盗難などのトラブルに巻き込まれる可能性も高くなるからです。
長期間海外に滞在する際、万が一のトラブルにおびえながら生活するのは心理的に大きな負担となってしまいます。また、海外の生活に慣れたころにトラブルに巻き込まれるケースも多いため、海外に長期滞在する方は留学保険に加入すべきなのです。
万が一の時の保証に加え日々の安心感を買う、という考え方です。

一方、旅行等の短期海外渡航であればクレジットカードについている海外旅行保険で、ある程度は自身の身を守ることができるため、留学保険には加入しなくていいと思います。

※保険に関しては万が一ということがありますので、自身の体調や渡航先から判断して適切な方法で自分を守るようにしてください。

保険タイプ1:民間の保険会社

日本の保険会社で加入

保険費用は高額になりますが、日本語で補償内容を選択し加入できる点が大きなポイントです。
国内には留学保険を提供する保険会社がたくさんありますので、補償内容と金額を比較してどの保険にするのかを選択しましょう。
日本語で調べ、日本語のサイトや担当者を通して加入できるため、加入するハードルは一番低いと思います。

外国の保険会社で加入

留学先の保険会社の提供する保険を選択することもできます。
外国の保険会社から保険に加入することで、・その国特有の補償内容を選べる・保険料を抑えることができるという点が大きな魅力です。しかし、日本語が使用できないこともありますので、語学力に自信のない方にとってはハードルが高いです。
非英語圏の国では、英語表記や英語話者を備えた会社があるのですが、一切英語のサービスがない会社もあります。

保険タイプ2:進学先の大学が提供する保険

海外の大学では保険への加入が強制されているところも多く、大学の指示に従い保険に入らないといけないことがあります。ただし、他の保険に加入していることにより、大学指定の保険を免除してもらうことも可能です。進学先の学校によってルールが異なるため要項を確認するようにしましょう。

大学指定の保険では長期間契約することができる、安い金額で加入できるといった特徴があります。
また、大学の提携する病院等があれば安く医療を受けることができる特権もあります。
しかし、最低限の補償しかついていないこともあるので、補償内容は確認するようにし、別途必要なものがあったら個人的に追加する必要があります。

保険タイプ3:国で定められている保険制度の利用

日本国民が国民健康保険に加入しているように、外国でもその国が定める健康保険制度があります。
基本的に短期留学の学生はこの保険に加入することはできないのですが、長期留学の場合はこの保険制度を利用する権利を与えられる、または強制的に加入しないといけないことがあります。
現地の健康保険制度において留学生は最も低い金額で利用できる傾向にあるため、保険料を安く済ませることができます。
しかし、加入できるのは健康保険だけですので、その他の保険が必要な際は個人的に別途契約する必要があります。

(例)ドイツの長期正規留学の場合
法定健康保険への加入が必須であり、加入証明書を大学に提出する必要があります。

ドイツの法定健康保険への加入方法【TK 写真付き解説】
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保険タイプ4:クレジットカードの付帯保険

多くのクレジットカーには海外留学保険がついており、利用付帯と自動付帯の2種類のタイプがあります。
利用付帯:カードを利用して航空券などを予約した際に保険が適用される。
自動付帯:カードを持っているだけで保険を利用できる。

これらの保険を使用することでMax3ヶ月の範囲で保険を利用することができます。
短期の語学留学や交換留学、観光目的の旅行ではこの保険が活躍します。ただし、長期留学には期限が対応していないため、冒頭でお話しした通り保険タイプ①②③のいずれかに加入する必要があります。

補償内容はカードによって異なるため確認が必要です。
基本的にはこちらの補償がついています。
・傷害死亡/後遺障害
・傷害治療
・賠償責任
・救援者
・携行品損害

まとめ

最後まで当記事を読んでいただきありがとうございます。
下記3点が今回のまとめになります。

・長期留学は保険に加入すべき。

・補償内容と金額を確認し、様々な保険を比較して決める。

・クレジットカードの保険を有効活用する。

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