ドイツ留学まで2か月を切ったのに全然宿泊先が見つからないよ…
宿なしはなんとしても避けなきゃいけないし、どうしよう…
日本からのドイツに留学する多くの人たちがこの問題に直面しているわ。
宿泊先として可能性の高いところから順に連絡を取っていきましょう!
ドイツへの留学は決まったものの一向に宿泊先が決まらず、日々焦りが募っている人や、これからドイツで宿泊先を探したいがどのように調べ、連絡を取ればいいのか分からない人がいるのではないでしょうか。
宿泊先が決まらないと航空券を購入できない、役所で転出届を出せない(住民票に引き下げ)、学生証や保険証が発行できないなど、自身の留学プランを先に進めることができなくなってしまいます。
この記事ではドイツで宿泊先を探す際の効率的かつ現実的な方法を紹介していきます。
わたし自身の失敗を記載することで、みなさんのドイツ留学準備がスムーズいくことを願っています。
この記事を書いている私は、会社を辞めて自身の留学に挑戦し、ドイツの大学をはじめ複数のヨーロッパの大学から大学院進学の合格をいただきました。
私はドイツでの宿泊先を確保するために3か月以上かかってしまったのですが、その中で効率的&現実的な探し方を見つけました。
ドイツの留学を検討している人のために、私がこれまでに築いたノウハウが役に立てばと思っています。
現実的な2つの宿泊先
ドイツでの宿泊先の候補はいくつかありますが、これから紹介する2つがはじめてドイツに留学する方にとって、最も現実的なものになります。
つまりこの2つ以外の宿泊先は現実的でなく、宿泊先として確保できる可能性が低いため、極力視野に入れないことをおすすめします。
私の経験的に、かなりの時間を無駄にしてしまうことになります。
また宿泊先を探すうえで重要な考えの1つとして『シングルアパートとシェアハウスは並行して探す。』というものがあります。
絶対にシングルアパート(完全個室)でないと嫌だ!という考えを持っていると数か月間宿泊先が見つからないという状況に陥ってしまいます。
学生寮
学生寮は大学や外部組織の運営しており、留学生にとっては探しやすく、コンタクトしやすい宿泊先になります。
留学生以外の社会人であっても入居可能な寮も存在します。
大学のHPや留学生サポートが寮の情報を発信しているため、そこから申し込みましょう。
宿泊費用も民間の不動産から借りること場合と比べ、1万円~2万円安くなります。
また、最低限の家具家電は備わっており、学生サポートも充実しているため安心して生活することができます。
部屋の種類は大きく分けてシングルアパート(完全個室)とフラットシェア(風呂やキッチン共有)の2つがあります。
シングルアパートの方が人気があるためすぐに定員に達してしまう傾向があります。申請できるのであればフラットシェアも同時に申請しておきましょう。
学生寮によっては短期留学や交換留学の学生や経済的に困っている学生を優先するところがあります。そのため、長期留学や修士課程の学生は寮を借りることができない場合がありますので、そのような際は次に紹介する『WG-GESUCHT』で宿泊先を探しましょう。
WG(シェアハウス)
WGとはシェアハウスやシャアルームを指す言葉であり、
『WG-GESUCHT』はこのWGを探すことのできる認知度バツグンのサイトになります。
留学生に加えてドイツ人がWGを探す際に活用するサイトでもあるので、日々新しい部屋の募集が出るなど活発に動いているサイトになります。
WGは基本的に民間のアパートよりも安く部屋を借りる事ができ、ドイツの生活をより短に感じる事ができます。
また、備え付けの家具や家電を使う事ができる、ドイツ語や英語の習得のスピードが高まる、文化交流が活発といった特徴があります。
自分の部屋があるため一定のプライバシーは保たれますが、キッチンや風呂、トイレは共有になります。
【WG-GESUCHTの具体的な使い方】
WG-GESUCHTの具体的な使い方を手順ごとに画像をつけて解説しています。
こちらの記事も是非チェックしてみてください。
可能性の低い宿泊先①:民間のアパート
『immowelt』や『immoScout24』などの大手の民間不動産がよく紹介されていますが、これらのサイトなどを活用して部屋を確保するのは非常に難しいです。
申請メールを送っても返信がないことに加えて、HPがドイツ語であったり、契約書がドイツ語のものしかないという点もハードルが高い理由になります。
実際にドイツに住んでいる、ドイツ語が堪能な方であれば契約することもできると思いますが、やはり多くの日本人にとって民間のアパートの確保は現実的ではないでしょう。
可能性の低い宿泊先②:ホームステイ
語学留学でドイツを訪れる方は語学学校が提携しているホームステイ先で生活することが可能ではありますが、その他の留学形式の方が自力でホームステイ先を見つけるのは難しいです。
インターネットで『都市+ホームステイ』と検索するといくつかのホームステイ先が出るかもしれませんが、これらは「農業を手伝うこと」や「ベビーシッターとして子供の面倒を見ること」などを条件に家を提供するというところが多く見受けられます。
学業や仕事に専念したい場合はほぼ不可能な条件になります。
関連記事:宿泊先のタイプと費用の比較
まとめ
最後まで当記事を読んでいただきありがとうございます。
下記3点が今回のまとめになります。
・民間の不動産を介して宿泊先を確保するのは、はじめてのドイツ留学ではほぼ不可能。
・宿泊先は学生寮orシェアハウスが現実的。
・宿泊先探しは長期戦覚悟で、数多くのリクエストを忍耐強く行う。
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