【正規/交換/co-op/ボランティア/ワーホリ/語学等の海外留学】 留学タイプごとに必要な英語のスコア要件(比較マップあり)

留学情報
留太郎
留太郎

留学するためにはある一定の英語要件を達成しないといけないって聞いたんだけど、
何の試験で、どれくらいのスコアを獲得しないといけないんだろう?

学美
学美

英語の必要スコアは留学タイプによって変わるわね。

自分の留学にはどれくらいのスコアが必要か把握しておきましょう!

海外旅行とは異なり、海外に留学する際にはある程度の英語能力が必要になります。
その能力を測定し、証明する方法が英語の資格試験で獲得できる『スコア』になります。

自分の挑戦する留学タイプや進学先の学校によって求められる英語のスコアは異なるため、どれくらいのスコアが必要になるのか確認していきましょう。

この記事では、留学のタイプごとに必要な英語要件(スコア)を解説していきます。

筆者
筆者

この記事を書いている私は、会社を辞めて自身の留学に挑戦し、ドイツの大学をはじめ複数のヨーロッパの大学から大学院進学の合格をいただきました。
現在は海外大学院進学のために必要な書類や面接に関して情報を発信しています。
海外の大学進学を検討している人のために、私がこれまでに築いたノウハウが役に立てばと思っています。

有効な英語の資格試験

英語の資格試験というと日本では『英検』や『TOEIC』が有名ですよね。
しかし、これらの試験は国際的な英語の資格試験とはあまり認知されておらず、いくら良いスコアを獲得していても留学の場では効力を発揮しません。

そのため、留学を検討している人は国際的に認知度が高く、多くの国でスコアの効力が認められている『IELTS』または『TOEFL』を受験するようにしましょう。

自分に合った英語の資格試験を選択することが重要になります。 『IELTS』と『TOEFL』のどちらを受験すべきか悩んでいる方はこちらの記事をご確認ください。

海外留学のための英語資格試験 IELTSとTOEFLどっちがいいの?【比較マップあり】
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正規留学

どこの大学に進学するかで必要なスコアは大きく異なります。
目安としての必要スコアを記載します。

学士過程(通常4年制大学)

IELTS:5.5~7.0
TOEFL:69~108

修士課程(大学院)

IELTS:6.5~7.0
TOEFL:90~108

大学院の探し方はこの記事を参考にしてみてください。

【海外留学】ベストな大学院を見つける方法(修士)
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交換留学

IELTS:5.5~6.5
TOEFL:69~99

在籍する学校ごとに留学できる大学と必要な英語要件が定められているはずです。
教務課や英語の担当教員に確認するようにしましょう。

Co-op留学

IELTS:4.5~6.0
TOEFL:52~89
TOEIC:450~780

進学先の大学、アルバイトやインターン先で必要なスコア要件が異なります。

学校

知名度の高い大学ほどスコア要件は高くなる傾向にあります。

英語試験のスコアが足りない場合は下記の3種類の方法で英語力を向上させてから再挑戦しましょう。
・大学付属の語学学校で英語力を向上させる。
・民間の語学学校に通い英語力を向上させる。(東南アジアが有名)
・独学(テキストやオンライン英会話の活用)

アルバイト・インターン

飲食店などのサービス業では必要なスコアが低く、カスタマーサービスや貿易関係などの専門性の高い職種では高いスコア(高い英語力)が求められる傾向にあります。

ボランティア留学

参加する内容によって異なります
自分の参加したいボランティア活動に必要なスコアを確認し、申し込みをしましょう。

IELTS:5.0以下 TOEFL:68以下
・ビーチや街の清掃活動
・植樹活動
・寄付金集めなど

IELTS:5.5以上 TOFLE:69以上
・幼稚園での育児ボランティア
・老人ホームでのボランティア
・専門的な職業のボランティア

ワーキングホリデー

英語力が0でもワーキングホリデーには参加することはできますが、仕事の内容が大きく制限されます。
一般的には
IELTS:5.0以上
TOEFL:61以上
TOEIC:550以上
の中程度以上の語学力が必要とされています。

語学留学

英語を学びにいくので、英語力が0でも参加することはできます。
しかし、語学力向上のためには、日本人が極力少ない環境に身を置くことが重要です。
語学学校では入学時にクラス分けテストを実施するところが多く、IELTS:5.0 TOEFL:52程度の語学力があればクラスの日本人の割合を下げることができます。

また、ある程度の英語の基礎があるほうが語学学校での成長スピードが上がります。
基礎の基礎でもいいので単語や文法の知識は身につけてから参加することをおすすめします。

一覧表

留学タイプと必要な英語要件をまとめました。

IELTSTOEFLその他
大学5.5~7.069~108
大学院6.5~7.090~108
交換留学5.5~6.569~99
Co-op留学4.5~6.052~89450~780
ボランティア留学不要(スコアで内容変化)不要(スコアで内容変化)不要(スコアで内容変化)
ワーキングホリデー(一般的に5.0以上)(一般的に61以上)(一般的に550以上)
語学留学不要不要不要

まとめ

最後まで当記事を読んでいただきありがとうございます。
下記2点が今回のまとめになります。

・英語の資格試験は『IELTS』か『TOEFL』を受験する。

・現状の自分のレベルを知り、対策計画を練るために、未受験の人はできるだけ早く1回目の試験を受験するようにする。
(英語力に自信がないからと言って受験を先延ばしにするのは命取りです。)

みなさんの海外留学への挑戦を応援しています。
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