海外の大学院に学費を振り込みたいのだけどOURって知ってる?
たしか手数料に関してだったと思うんだけど…
詳しくは分からないわ…
海外の大学に送金する際に
「please instruct you bank to use OUR for the implementation of fee sharing.」
「送金の実施には、OURを使用するよう銀行にご指示ください。」
などと大学側から指示されることがあります。
このOURとは外国へ送金する際の手数料区分のことを指しており、
『OUR』『BEN』『SHA』の3つの区分があります。
手数料を考慮せずに送金してしまうとトラブルが生じる可能性があります。
この記事ではこれらの違いと、それぞれの対応方法を説明します。
この記事を書いている私は、会社を辞めて自身の留学に挑戦し、ドイツの大学をはじめ複数のヨーロッパの大学から大学院進学の合格をいただきました。
現在は自身の留学の準備を行うと同時に、海外大学院進学のために必要な書類や面接に関して情報を発信しています。
海外の大学進学を検討している人のために、私がこれまでに築いたノウハウが役に立てばと思っています。
基本事項
国内の銀行から海外の銀行へ送金する際には2度手数料が発生します。
①日本の銀行から外国の銀行へ送るときに発生・・・送金手数料
②外国の銀行が送られたお金を受け取るときに発生・・・受取銀行手数料
この手数料を自分(依頼人)か大学(受取人)のどちらが支払うか示したものが『OUR』『BEN』『SHA』になります。
OUR
送金手数料と受取銀行手数料は自分(依頼人)が支払う
大学から指示された金額に、送金時に発生する手数料を上乗せして支払います。
例)大学から117.50ユーロの支払い指示。5.5ユーロの手数料。自分は123.00ユーロを支払う。
BEN
送金手数料と受取銀行手数料は大学(受取人)が支払う
例)大学から117.50ユーロの支払い指示。自分は117.50ユーロを支払う。
SHA
送金手数料は自分(依頼人)が支払う
受取銀行手数料は大学(受取人)が支払う
大学から指示された金額に、銀行でいわれる送金手数料のみを上乗せして支払いましょう。
まとめ
最後まで当記事を読んでいただきありがとうございます。
下記2点が今回のまとめになります。
・指定された手数料区分は確認すること
・自分が支払う手数料は、指定された金額に上乗せして支払う
みなさんの海外大学院への挑戦を応援しています。
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