大学院留学を考えているんだけど、どこの国がいいんだろう?
ドイツの大学院が魅力的という話は聞いたことがあるけど、具体的には何がいいのかしら?
留学に興味はあるけど、どの国へ留学しようかと悩んでいる方は多いと思います。
留学の回数に制限はありませんが、何か国にも留学する人はそう多くいません。そのため、多くの人が留学先の選択にとても慎重になってしまいます。
自身が選んだ国でどのようなことが学べるのか、どのようなことを経験できるのか、これらのメリットを把握しておくことで、思い切り留学と向き合うことができます。
この記事ではドイツ大学院のメリットを記載しています。これらのメリットをどのようにとらえるかは個人によって異なりますが、留学先を選ぶ際の参考にしていただければと思います。
この記事を書いている私は、一般企業を辞めて海外の大学院進学に挑戦しました。
その結果、ドイツの大学をはじめ複数のヨーロッパの大学から大学院進学の合格をいただきました。
現在は自身の経験をもとに、海外大学院進学のために必要な書類や面接に関して情報を発信しています。
学費
教育を受ける権利を重視しているドイツでは、国立の小学校~大学院まで学費が無料となっています。そしてこの制度は国籍を問わないため、原則として留学生にも適応されます。
ドイツは世界有数の『留学生も無料で授業を受けられる留学先』として多くの留学生から人気を集めています。
ただし、学期費(施設費)として1学期ごとに数万円が必要になります。
イギリス、アメリカ、オーストラリア、カナダなど年間に数百万円の学費が必要であることを考えると、学費無料のドイツの大学はかなり魅力的ですね。
英語が通じる
公用語はドイツ語ですが、ドイツ人の英語力は高く、英語でコミュニケーションをとることができます。また、ドイツの街中では英語の表記を見ることが多いため、英語をある程度扱うことができれば生活に困ることはないでしょう。
ドイツ国内の多くの大学院では英語のみで学ぶことができるコースを用意しています。
ドイツ語ができないからドイツで留学はできないということは決してありません。
基本的に留学生との交流は英語の使用がメインになると思います。日常的に英語を使用する機会もあるため、自身の英語力向上にもつながります。
大学のレベル
THEの世界大学ランキングによるとトップ100の大学にドイツからは6校が選出されています。さらに上位200校を見ると相当数のドイツの大学が選ばれています。
ドイツの大学間に大きな学力の差はないと言われていますが、多くのドイツの大学は世界的に高い評価をされているといえるでしょう。
また、ドイツの教育制度では、小学生のころから選考が始まっており、すべての人が大学に進学できるわけではありません。そのため、大学に通うドイツ人は勉学に対して高い能力を有しています。
ドイツ語の習得
ドイツの公用語はドイツ語です。
日常の買い物やドイツ人とコミュニケーションをとる中で、ドイツ語に触れる機会が多々あります。
経済大国+社会制度の整っているドイツはたいへん人気があり、他のEU諸国からドイツで働きたい、移住したいと考える人も大勢いるそうです。ドイツ語が使用される環境にどっぷりつかり、ドイツ語を習得することは、国際人として大きなアドバンテージになります。
国際性
高水準の教育が無料で受けられるということで、ドイツの大学は世界中の留学生から人気を集めています。そのため、様々なバックグラウンドを持った多くの国の学生と交流する機会があり、国際色豊かな留学となります。
グローバルな視点から人、モノ、金、情報について考える力を養うことができます。
治安
ドイツは他のヨーロッパ諸国と比較しても、治安が良い国とされています。
しかし、ガラの悪い人たちが駅などでたむろしている、人混みでスリがあった、等が報告しているため、自己防衛は必要になります。また、電車やバスなどの公共交通機関で寝るのはNGです。
過度な心配は不要ですが、『ここは日本ではない』という意識は持っておくようにしましょう。
物価
物価については『何を買うか』や『どこで買うか』によって大きく変動するため、高い安いかを一概にいうことはできませんが、わたしの肌感で記載したいと思います。
食料品:日本と基本的には同じですが、パン、卵、牛乳、ジャガイモなどは格安です。
お酒:安い。特にビールやワインが安いです。
外食:レストランは高いが路面店はリーズナブル。学食の利用がおすすめ。
家賃:日本と同様、住む場所によって大きく異なります。
有名な観光地は物価がかなり高いです。
大学の所有する寮やアパートメントの利用するのがおすすめです。
公共料金:日本より高い。他のヨーロッパ諸国と比較してもドイツは高いです。
交通費:安い。学割の効いた定期券も購入できるため、安心して現地では移動できます。
通信費:安い。というよりも日本が高すぎます。
ドイツは他のヨーロッパ諸国と比べても、物価的には生活しやすいということができます。
また、学生割引が多くの施設やサービスで利用できるため、積極的に活用するようにしましょう。
他国へのアクセス
ドイツは9か国の国と接しているヨーロッパの中心に位置する国です。
長距離電車やバス、飛行機、遊覧船などの交通機関が充実しているため、他国へのアクセスは非常に良好だと言えます。
学期間にヨーロッパを周遊し、自身の見聞を広めることも可能です。
文化/芸術/観光
世界遺産の所有数が世界第4位ということもあり、ドイツには魅力的な観光地がたくさんあります。
クリスマスマーケットやビールのフェスティバルは有名であり、ドイツの文化を楽しみながら感じることができます。
コンサートや美術館、博物館も充実しており、学生であれば学割を利用してこれらを体験することができます。
気候
実際にその土地で生活するとなると、そこがどのような気候なのかは大切なポイントです。
ドイツの緯度は北海道より北のため、冬の寒さが厳しいです。湿度は乾燥しているため、夏は気温の割には涼しく感じます。防寒対策に力を入れていくことをおすすめします。
また、四季がある点は日本と同じです。
まとめ
上記がドイツの大学院のメリットになります。
国を挙げて教育に力を入れており、その恩恵を他国出身の留学生でも受けられるため、ドイツ大学院進学は検討する価値があります。
まずは自分の興味のあるプログラムが、英語で実施されているか調べてみてはいかがでしょうか。
大学院の調べ方は下記の記事にまとめてありますので、参考にしてみてください。
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