海外の大学院へ進学するためには高校と大学で発行できる
『卒業証明書』と『成績証明書』が必要になります。
この記事では、各書類の取得~大学院への提出をスムーズに行うための方法を説明していきます。
この記事を書いている私は、ドイツの大学をはじめ複数のヨーロッパの大学から大学院進学の合格をいただきました。
現在は海外大学進学のために必要な書類や面接、海外での生活に関して情報を発信しています。
大学院進学のための『卒業証明書』と『成績証明書』に関して実体験に基づいて解説します。
大学の卒業証明書、成績証明書
取得方法
卒業証明書と成績証明書の取得に関しては卒業した大学のホームページを確認しましょう。
大学ごとに申請方法が多少異なりますが、基本にはどの大学も同じだと思います。
例として私が卒業した大学の証明書の取得方法を紹介します。
①まずはGoogleなどの検索エンジンで「○○大学 証明書」と検索
大学のサイトへアクセスします。
②証明書交付願をダウンロードし、必要な書類について記載する。
・卒業証明書(日本語)×2
・卒業証明書(英語)×2
・成績証明書(日本語)×2
・成績証明書(英語)×2
③定額郵便小為替と返信用郵便切手を添えて大学の教務課へ郵送する。
(私の卒業した大学は返信用封筒を用意しなくて大丈夫でした。)
※各大学の指示に従ってください。
証明書の使い方
海外の大学院にはまず、オンラインで出願することになります。
そのため書類をプリンターでスキャンしデータ化する必要があります。
1枚ずつスキャンした場合はPDF結合サイトを活用して
・卒業証明書(日本語)
・卒業証明書(英語)
・成績証明書(日本語)
・成績証明書(英語)
ごとにまとめておきましょう。
よくある質問①:証明書は何部ずつ用意すればいいですか?
大学の各証明書はそれぞれ2部ずつ用意しておくと便利です。
取り寄せた証明書は厳封されています。
1部は開封してスキャン、もう1部はそのまま保存しましょう。
よくある質問②:大学に申請してからどれくらいで届きますか?
2~4週間かかります。
大学や時期によってこの時間は変動します。
特に卒業、入学、お盆、正月の時期は書類の手続きが遅くなる傾向にあります。
時間に余裕をもって申請するようにしましょう。
高校の卒業証明書、成績証明書
取得方法
大学の証明書の取得方法と同じです。
ただし成績証明書に関しては注意が必要です。
高校卒業から5年が経過している場合は詳細な成績(10段階評価)などを記載してもらうことができません。
そのため、『詳細な成績証明書を発行することができない』という旨が記載された書類を発行してもらいましょう。
証明書の使い方
大学の証明書と同様です。
オンライン申請で使用するのでスキャンしましょう。
よくある質問①:証明書は何部ずつ用意すればいいですか?
大学の証明書と同様です。
オンライン申請で使用するのでスキャンしましょう。
よくある質問①:証明書は何部ずつ用意すればいいですか?
高校の証明書はそれぞれ1部ずつ用意しておけば大丈夫です。
取り寄せた証明書は厳封されています。開封してスキャンしましょう。
出願過程で現本を進学先に送ることはまずありません。
もし、入学時に原本の提出を求められたら別途準備しましょう。
よくある質問②:高校に申請してからどれくらいで届きますか?
大学と同様2~4週間かかります。
時間に余裕をもって準備しましょう。
まとめ
最後まで当記事を読んでいただきありがとうございます。
下記2点が今回のまとめになります。
・オンライン出願に備え、証明書はスキャンしてデータ化する。
・教務課の繁忙期によりすぐに証明書を準備できないこともあるので、時間に余裕をもって手続きを進める。
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