海外の大学院に出願する際に重要な書類の1つとして『推薦状』があります。
教授から推薦状をいただく過程で気をつけなくてはいけないことがあります。
当たり前のことかもしれませんが、1つずつ確認していきましょう。
この記事を書いている私は、ドイツの大学をはじめ複数のヨーロッパの大学から大学院進学の合格をいただきました。
現在は海外大学進学のために必要な書類や面接に関して情報を発信しています。
大学院進学のための「推薦状」に関して実体験に基づいて解説します。
注意事項1:スケジュールを合わせる
推薦状の依頼は可能な限り対面でお願いをするのが好ましいのですが、仕事や地理的な問題などで教授に会うのが現実的ではない場合は「ZOOM」「Teams」「電話」などで留学についての話をすることになるかと思います。
対面、オンライン問わず、推薦状依頼の話をするための時間をいつ取ってもらえるのかは事前にメールで連絡しておきましょう。
「明後日お会いできませんか?」などのようなメールは絶対にNGです。
時間の余裕を持って日程を決めましょう。
また、直接会う際にはどこで会うのかを考えなくてはいけません。
基本的には大学の研究室に伺うことになるかと思いますが、私は教授の勤務先近くのカフェで話をしました。教授の負担にならない場所を選びましょう。
注意事項2:理由を説明する
「海外の大学院に行きたいので推薦状を書いてください。」
上記のような言葉だけのお願いは避けましょう。
・なぜ大学院進学をしたいのか
・海外の大学院で何を学びたいのか
・どこの国の大学を目指しているのか
・留学はいつ考えているのか
・今後どのようなプロセスを経て大学院に応募していくのか
など、具体的に海外大学院進学について伝えた上で推薦状作成の依頼をしましょう。
ここでの志望動機は推薦状の本文にも関連しますので、しっかり教授に伝えなくてはいけません。
注意事項3:どこまでお願いできるのかを明確にする
全てお願いできる場合
海外の大学院への推薦状のため、文章は英語で書いてもらう必要があります。
本文を含め推薦状の作成を全て依頼できるのか、教授は日本語で作成し自分が英語に翻訳するのか、教授と自分の役割を明確にする必要があります。
文章は自分で作成し、サインをもらう場合
多くの方がこちらのパターンになるかと思います。
推薦状は自分で作成しサインのみをもらうことになります。
また、サインすらも自分で書くように指示される場合もあります。
自分で推薦状を作成する詳しい方法はこちらの記事に記載してあります。
注意事項4:期限を伝える
自分がいつまでに推薦状が必要なのかを確実に伝えておきましょう。
そのためには自分自身が出願のプロセスを把握しておく必要があります。
各学校によって出願のプロセスは異なりますので、各大学院のホームページで確認してください。
詳細な学部情報には『Education』や『Program』と書かれたタブからアクセスすることができます。
注意事項5:経過と結果報告を忘れない
教授に推薦状をもらい、それで終わりにしてはいけません。
・どこの大学に出願したのか
・どこの大学から合格をもらったのか
教授の名前を借りている以上、しっかりと報告するようにしましょう。
まとめ
最後まで当記事を読んでいただきありがとうございます。
5つの注意点に気をつけ、計画的に推薦状を取得するようにしてください。
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