今日は久しぶりに恐怖を感じた。
私の借りている部屋は、市内から少し離れた森の中にあるレストランの2階にある。
普段はレストランのお客さんが帰ると、鳥の鳴き声がよく聞こえてくるほど静かな環境の中にある。
明け方の静けさは言うまでもないだろう。
朝5:00女性の叫び声で目を覚ました。
かなり大きな声で叫んでおり、最初は強盗にでも襲われているのではないかと感じた。
よく聞くと女性同士が何かを言い合っているようであった。
聞くところによると上階にはレストランで働く30代の男女が合計4人住んでいるらしい。
ドイツ語のため何を言っているかわからないし、30代の人間が朝の5時から何で揉めているのかも理解できない。
ただただ異常なことが起きていると言うことしか、寝起きの頭では理解できなかった。
30分以上言い合いと、叫び声は聞こえ続けた。
素直に恐怖を感じた。
言い合いが収まったかと思うと、今度は家の階段を数人が何往復もし始めた。
窓の外をそっと見ると、1人の男が懐中電灯で何かを探し、もう一人の男は木下でタバコを吸っている。
女性の1人が外へ飛び出し、それを探しに行ったのかと予想したが、詳しいことはわからない。
心が落ち着き始めると『ウミガメのスープ』のような水平思考クイズをやっているように感じた。
ルームメイトもとても怖がっていたが、今週時間を見つけて何があったのかを聞きに行くらしい。
私としても詳細な情報が欲しい。
このようなことが頻班に起きるのであれば引っ越しも検討しなくてはいけない。