海外留学 よくあるトラブルと巻き込まれた時の対処法【いざという時のための知識】

留学情報
留太郎
留太郎

インターネットで先輩留学生の体験談を読んだりしていると、多くの人が何かしらのトラブルに巻き込まれているんだね…
なんだか留学が不安になってきたよ…

学美
学美

トラブルを100%回避することは難しいし、予想の使用がないトラブルは確かに不安よね。

でも、トラブルの種類やその対処法を知っていれば、万が一の際に冷静に対応できるわ。

これらの知識を持っていて損はないのでちょっと調べてみましょう!

病気、事故、盗難や物損などの対人トラブル、自然災害などなど…
留学先のトラブルを挙げればきりがありません。
予防によって回避できるトラブルもあれば、自然災害などの予想や対策の困難なトラブルもあります。これらのトラブルに関する知識を身につけておくことで万が一の場合に対応が大きく変わってきます。 この記事では留学中に起こりやすいトラブルとその対処法について記載します。

筆者
筆者

この記事を書いている私は、会社を辞めて自身の留学に挑戦し、ドイツの大学をはじめ複数のヨーロッパの大学から大学院進学の合格をいただきました。
現在は海外大学院進学のために必要な書類や面接に関して情報を発信しています。
海外の大学進学を検討している人のために、私がこれまでに築いたノウハウが役に立てばと思っています。

病気

頭痛や腹痛などで体調が悪い場合

【対処法】
日本から持って行った薬を飲んで様子を見ましょう。
薬がない際は近くの薬局に行き、店員やインターネットを参考に必要な薬を購入しましょう。
体調不良が長引く場合や重症の場合は病院へ行きましょう。
海外の医療は高額なことが多いため、保険には加入しておくようにしましょう。
大学やインターン先に医務室がある場合はそこで相談することも可能です。

交通事故

歩行中や自転車に乗っている際に車と接触した。

【対処法】
→特に痛みはないor擦り傷程度の軽傷
大事にせず、その場を離れる際にはドライバーの氏名、住所、連絡先、車のナンバーなどを確認しておきましょう。その時は問題なくても、後々怪我が悪化する可能性があります。

→程度の想い怪我や歩行が困難な場合
周囲の人やドライバーに助けを求めましょう。
応急処置や救急車の手配も必要に応じて受けてください。

国によって警察や救急車の番号が異なるため、事前に確認するようにしましょう。

盗難

人気のない場所でお金を出すように脅された。

【対処法】

まずは身の安全を最優先に考えましょう。
不用意に相手を刺激しないように気を付け、相手がいなくなったら近くのスーパーやホテルなどの人の多いところへ避難するようにしましょう。そして、精神的に落ち着いたら警察に通報し、詳細を説明しましょう。
貴重品は分散して管理したり、ダミーの財布を常備しておくのも有効です。

とめておいた自転車が盗まれた。

【対処法】
盗難に気づいた時刻、場所、何が盗まれたかをきちんと把握し、現場の様子を撮影するようにしましょう。
警察に被害届を出したら、警察から連絡があるのを待ちます。
留学保険やクレジットカードの盗難保険に該当する際は、補償の手続きを進めましょう。

器物破損

空港などで自分の持ち物が壊されてしまった。

【対処法】
壊れる前の状態を証明する必要があるので、空港で荷物を預ける際は写真を撮っておくようにしましょう。
荷物の破損が発覚した際には速やかに利用した航空会社に連絡し、携行品損害保険に加入しているようであれば保険会社にも連絡しましょう。 ※保険の補償には限度額があります。

ホームステイ先やホテルの設備、知り合いに借りたモノを壊してしまった。

【対処法】
大きなトラブルに発展させないためにも、自分が何かを傷付けたり、破損させたりしてしまった場合には速やかに持ち主に連絡しましょう。
お金を支払わなくてはいけない場合は、留学保険やクレジットカード付帯保険を利用できるか確認しましょう。

支払う金額は新品の金額ではなく、使用年月を加味した妥当な金額になるように交渉する必要があります。
(多くの日本人は罪悪感から相手の言い値で弁償してしまう傾向にあります。)

金銭の貸し借り

友人に100ドル貸したが、いつまでたっても返してくれない。

【対処法】

このようなトラブルを避けるためにも、留学中にはたとえ友人であってもお金の貸し借りはしないようにしましょう。

どうしてもお金を貸す必要のある際には、書面にて簡単な契約書を作成し、サインを書いてもらうようにしましょう。 口約束でも契約にはなるのですが、お金を貸した証拠を残すためにも書面にしておくことが重要です。

街中でのデモ

街中でデモが起きている。

【対処法】
速やかにその場を離れるようにしてください。
デモに参加している人々は強い意志を持って参加しています。そのような人たちと、その集まりを収めようとする人の間では簡単に衝突が起こります。小さなきっかけが大きな武力衝突に発展するのも珍しい話ではありません。
間違っても軽い気持ちでデモに参加しようとはしないでください。

法律違反

駅で飲み物を飲んだり、街中でお酒を飲んだりしたら罰金となった。

【対処法】
日本では問題ない行為が海外では法律違反に当たるケースがあります。
『知らなかったから許してほしい』は通じないため、その国の一般的な禁止行為は事前に確認しておくようにしましょう。
警察沙汰になり、どう対応して分からない場合には進学先の大学などに相談し、判断を仰ぎましょう。

自然災害

地震、竜巻、洪水などの自然災害に遭遇した。

【対処法】
地震は室内の柱の多い強度の強い場所や外出時は周りに何もない場所、竜巻は地下、洪水は高台など安全な場所に迅速に非難するようにしましょう。

自然災害は発生タイミングの予測が難しいため、この災害が起きたらこのように行動する、といった情報を事前に把握しておくようにしましょう。 長期留学の際は簡単な災害バックを準備しておくのも有効です。

まとめ

最後まで当記事を読んでいただきありがとうございます。
下記3点が今回のまとめになります。

・事前に知識を身につけておくことでいざという時に冷静に行動できる。

・基本は予防。危険な場所や人、状況には決して近づかない。

・いざという時に頼れる人を決めておく。また保険を活用する。

JCSOS:海外留学生安全対策協議会のホームページで詳細なシチュエーションごとの対策方法が掲載されていますので、そちらも参考にしてみてください。

みなさんの海外大学院への挑戦を応援しています。
留学準備や英語学習に役立つ情報をTwitterでも発信していますので、興味のある方はそちらもチェックしてみてくださいね!
ページ上部のリンクまたは『チャリパカ』で検索。